空き家を資産に~こんなにある不動産の活用方法

空き家や空き地はそのままの状態では、資産とは呼べません。収入をもたらしてくれる建物や設備が存在することで、可能性が広がります。

 

不動産の活用法は、自分で利用する事から、他人に貸す方法、さらにお金を借りることが出来るなど多くの選択肢があります。

 

これが正解というのがないのは、土地の立地、自己資金、融資の可否、土地の広さ、建物の構造など不動産を取り巻く環境と個人の経済的側面が異なるからです。

 

もちろん、二等地や省スペースを活用することも可能です。
仕組みがわかれば簡単!不動産の活用方法一覧
昔からの地主とサラリーマンとでは、資産運用の方法は違っていて当たり前です。

空き家のままでは資産ではなく負債と同じ

空き家は不動産が負債のままで資産化が出来ていない状態

 

空き家の所有者は、近隣に迷惑がかかっていないか、建物の傷みが進んでしまうのではないか、倒壊の危険があるかもしれないなど、建物の事が気になっていると聞いたことがあります。

 

家は換気をしていないと驚くほど早いペースで劣化が進むのは、湿気が原因なのかもしれません。

 

現在空き家が全国的に増加傾向なのは、建物の解体費用や収益物件の建築にかかる費用の負担が重く、実際に更地よりも、空き家がある状態の方が、費用負担は少ないのが現状です。

 

収入を得る資産に転換出来ないことが大きな原因だと考えています。

 

ただし、空き家対策特別措置法が施行されるなど、空き家を巡る環境が変わってきていて、空き家から更地、さらに収益物件へと不動産を活用する必要性が高まっていることだけは確かです。

 

不動産も他の投資と一緒で、出した費用をどの位で回収できるのか、利回りはどれ位なのかがポイントになります。

主な不動産の活用方法

主な不動産の活用方法は次の通りです。

  1. ビルを建てテナント収入を得る 多くのリターンは期待出来るが参入障壁は高め。立地が特に大切。
  2. マンションを建て家賃収入を得る 一棟買いから区分所有まで様々な方法がある。一棟丸ごとであれば空き室リスクも低い。
  3. アパートを建て家賃収入を得る 手軽に建築出来る一方、他の賃貸住宅との競合が付き物。
  4. シェアハウスを建て家賃収入を得る 共有設備が一か所に集積することが出来るのでメンテナンスがラク。
  5. 駐車場にする どのように土地を活用して良いか分からない時はとりあえずコインパーキングでも。
  6. 空き地に太陽光発電システムを設置する 耕作放棄地など広さと日照が成功のポイント。
  7. トランクルームにする 屋内型と屋外型の2種類から選ぶことができます。
  8. 民泊を運営する 観光客相手のビジネスですが将来性は未知数。
  9. 庭で野菜を栽培する 野菜高騰などのリスクヘッジにも最適。
  10. 不動産を担保にお金を借りる 多額の資金を有利な条件で借りることができる。

以下それぞれの項目を簡単に解説していきます。

ビルを建てテナント収入を得る

広い土地がなくても、大通りに面している所や人通りのあるエリアに土地をお持ちなら、多額のテナント収入が得られるビルを建てるのも良いかもしれません。

 

ただし、今後はAIやブロックチェーンの導入で、今までのビジネスモデルが崩れ、人員整理が進む可能性が高いです。

 

オフィスビルを考えている方は、時代の流れも見極める必要があります。

マンションを建て家賃収入を得る

広い土地やある程度駅から近い土地をお持ちの方なら、賃貸マンションを建築して家賃収入を手堅く得ることができます。

 

マンションは一棟丸ごと建築出来る人は少ないですが、区分所有のマンション経営なら、サラリーマンでも参入が容易です。

 

ただし、1室しか保有していないと、満室か空室かの二択になってしまうので、リスクを上手に分散させる必要があります。

アパートを建て家賃収入を得る

収益性では賃貸マンションに劣りますが、賃貸併用住宅は有名ハウスメーカーで取り扱っています。1階、2階を賃貸に3階を居住用とすれば、家賃収入でローンの返済を行えます。

 

アパートは相続税対策としても人気があり、過剰供給気味。今後は立地だけでなく、利用者に喜ばれる設備をいかに提供できるかがアパート経営のカギを握りそうです。

 

セキュリティ面ではマンション並みの物件も増加傾向で、オートロックや警備会社に加入済みの物件も珍しくなくなりました。

 

マンション投資もそうですが、想定利回りはあまりあてになりません。想定利回りは満室時の年間賃貸料を不動産の取得価格で割った数字だからです。

 

実際の受取額は空室で得られなかった家賃や修繕費なども考慮に入れないと、がっかりする事にもなりかねないので注意が必要です。

シェアハウスを建て家賃収入を得る

多くの人と交流できる従来型シェアハウスと、プライバシーをより重視した新しいタイプのシェアハウスが混在しています。

 

シェアハウスなら、同じ広さだとアパートよりも部屋数を多くできますが、どれ位シェアハウスが若者に受け入れられるかがポイントです。

駐車場にする

最近は車を持たない家庭や車庫付きの一軒家が多いですが、コインパーキングはまだまだ需要があります。住宅地でも手軽に経営することができます。将来別の用途にするまでのつなぎにもピッタリ。

 

コインパーキングは自動販売機との相性抜群で、併設されていることが多いです。駐車場の収入と自動販売機のダブルインカムが期待出来ます。

空き地に太陽光発電システムを設置する

太陽光発電は屋根に設置するだけでは、多くの売電収入は期待できません。

 

遊休地の活用に悩んでいる方は広大な敷地を利用して太陽光発電パネルを設置すれば、売電収入を得ることができるようになります。

 

土地を持っていなくても導入できるシステムが整っているのも魅力です。

トランクルームにする

収納スペースの少ない住居に住んでいる方は少なくありません。トランクルームは屋内型と屋外型があり、小規模の用地なら、バイクの保管スペースを検討しても良いかもしれません。

民泊を運営する

外国人観光客などが多く訪れる地域に土地をお持ちなら、民泊も候補の一つです。掃除なども専門業者にまかせればOK。ただし、近隣住民の理解が不可欠です。

 

また、法体系も新設や変更される可能性があるので、注意が必要です。

庭で野菜を栽培する

野菜価格があまりに高騰すると、自分で作った方が安上がりと考える人も出てくるかもしれません。

 

外国では経済状況が悪くなった時に、郊外の別荘で野菜を作り、苦しい時代を乗り越えたところもあります。広い敷地なら貸し農園の経営も面白いかもしれません。

 

農地をお持ちの方は、シェア畑などに土地を提供することで収益を得ることも可能です。

不動産を担保にお金を借りる

担保が無い融資よりも有利な条件で多額のお金を借りることが出来るのは、預金を担保にお金を借りることに似ています。

 

不動産が担保として差し出されるなら、お金を貸す方としても不動産が担保なら安心です。

まとめ

何を信じたら良いのか分からない世の中でも、その場に存在する土地や建物は、見えないものよりも安心感が違います。

 

土地は建物と組み合わさることで、駐車場などと比べると、飛躍的に収入を増やす事ができます。それは広さに高さが加わるからです。

 

また、広い意味で土地は自然の一部なので、他の自然の恵み(太陽光)などと組み合わせることで、新たな収益源になる可能性も秘めています。

 

建物の基礎が土地であるように、収益の基礎も土地や建物と考えると、その魅力がわかるのではないでしょうか。

 

空き地や空き家を持て余している方は、出来る範囲で活用を考えてみると良いでしょう。